タイ、成熟の観光地
「タイは若いうちに行け!」は本当だ。暑すぎるとしんどい。しかし、ちょっとこの過酷な環境と、マイペンライな雰囲気、そして観光客慣れしたタイの人の やさしくあたたかくも厳しい対応。
この3つがあってこその旅情が、世界の観光客を惹きつけて魅了するんだろう。
安い物価、うまい飯、IT化された都市の隙間にオールドスタイルな屋台や店とハエや臭い、金ピカの寺院。いろんなものが混ざり合って、混沌とした超未来的な雰囲気を作る。
そして気楽に行ける距離に、たくさんの世界屈指の世界遺産が点在する。
タイがタイである理由の全てが観光客をとりこにする。これらは役所や市民ががんばって維持する文化ではないし、作られた「おもてなし」なんかではない。何度も訪れたくなる魅力。
利害が一致するからこその、自然とそうなっている社会。
モノは美味しいし物価は安いし、選択の幅は広いし、ほんとうにまた来るだろうな。
カオサンの裏にあるバックパッカーホステル街は、タイの観光ホスト国としての懐の深さを見た気がする。
すばらしいバンコク!すばらしいタイ!
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